ヘリコプター弦楽四重奏曲

なんぞそれ？と思ってこの記事を開いた方も多いと思いますが。
「ヘリコプター弦楽四重奏曲」
1993年にカールハインツ・シュトックハウゼンによって作曲されたもの。
シュトックハウゼン氏は、ある日「弦楽器奏者がヘリに乗って演奏し、それが四つ輪になって旋回している」というわけのわからん夢を見たそうです。
普通の人なら「変な夢見たなー」と終わりでしょうが、この人は違います。
「そうだ！実現してしまおう！」と、天才肌なのか変人なのかわからない思考回路で作曲開始。
'95年6月26日、初演。緻密なテストが行われた上での演奏。
編成は以下のとおり。
■弦楽四重奏
　■ヴァイオリン　2
　■ヴィオラ　1
　■チェロ　1
■ヘリコプター　4
最後の「ヘリコプター4」が笑いどころ。
実際の演奏では、ヘリの音と楽器の音が絡み合い、筆舌に尽くせぬ感動を聴衆に与えるのだとか。
聞いてみたい。聞いてみたいぜ。
Wikipedia：
http://ja.wikipedia.org/wiki/ヘリコプター弦楽四重奏曲