北朝鮮のミサイル発射

7月4日、北朝鮮は計7発のミサイルを発射。
うち5発が、発射台から450km離れた同じ地点に着弾していたことが明らかになった。
これは誤差が多いとされていた北朝鮮のミサイルの命中精度が向上していることを示している。

同じ地点に着弾したのは短距離弾道ミサイルスカッドの改良型と、中距離弾道ミサイルノドンと見られている。
発射された7発のうち3発の飛行速度が極めて速かったため、ノドンの射程距離を短くして発射した可能性が指摘されている。
現在スカッドは200～200、日本のほぼ全土を射程に収めるノドン200発が配備済みとされる。

今年北朝鮮が発射したミサイルの総額は334億円を超えると推定されている。

ソース：産経新聞2009.7.5「【北ミサイル】命中精度がアップ？」
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090705/kor0907051816002-n1.htm

---

北朝鮮が7発ものミサイルを乱発しても、世間は「また北朝鮮か」と、もはや騒ぎ立てなくなった。
だが、日本のすぐ隣で何発ものミサイルが発射されていることは、東アジア諸国、ひいては世界の各国に対する挑発行為で、安全保障の観点から見ても極めて重大な出来事。
北朝鮮の動き次第で、今東アジアはいつ戦争状態に突入してもおかしくない状況だ。
それにしても、このミサイル発射に使われた莫大な資金で、果たしてどれだけ多くの北朝鮮国民を救済することができるのだろうか。


――現代社会のテストのための下書き。