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世界の国歌シリーズ
[2024/04/29] [PR]
[2010/03/27] 世界の国歌:日本「君が代」
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世界の国歌を取り上げて行こうと思うわけですが、やはり最初は我が国日本の国歌を紹介していくとしましょう。

君が代

みんな知ってる日本の国歌。
卒業式とか入学式でも歌われますよね。まぁほとんどの学校では。
うちの小学校と中学校と高校では歌ってました。まともな学校で良かった。
この演奏の最後の部分。
「こけのむす」と「まで」の、絶妙な「間」がすごくいい!
これをバリチュー四重奏でやったりしたら、カッコいいんだろうなぁ。
最初と最後のユニゾンが決まらなかったら、かなりカッコ悪いことになりますが。

歌詞はこう。
 君が代は
千代に八千代に
さざれ石の
いわおとなりて
こけのむすまで


見た感じで直訳してみると、
あなたの代が千代も八千代も、
小さな小石がより集まって大きな岩となり、
さらに苔が生えるまで栄えんことを。
こんなところでしょうか。
ウィキペディアによりますと、このような現代訳が掲載されています。
 汝の治世が幸せな数千年であるように
 われらが主よ、治めつづけたまえ、今は小石であるものが
 時代を経て、あつまりて大いなる岩となり
 神さびたその側面に苔が生える日まで
この「君」の部分ですが、これは天皇を指すとも、恋人を指すともいわれています。
まぁ天皇であっても、現行憲法では天皇は日本国及び日本国民統合の象徴ですから、天皇が何千代も栄えるということは、日本が同じように何千年も栄えるということですからね。
全く問題ありません。

さて、この曲が完成したのは1880年。
最初に、イギリスの軍楽教師フェントン氏によって作曲されたものは、歌詞には合わないし、威厳もないしってんで大不評。
その後、宮内省が雅楽によって作曲したものが、現在のメロディ。
雅楽によって書かれたメロディに、当時ドイツから来日して軍楽指導にあたっていたエッケルト氏が、西洋式の和声を付けました。
ご存知の通り、この曲、最初と最後には和声がありません。
これ、実はものすごい深い意味があったんです。
このことについて、エッケルト氏はこう語ったとか。
「日本の国体を考えるならば、最初の「きみがよは」の部分は、たとえどこの誰が何人で合唱しようとも、どんな楽器で合奏しようとも単一の音をもってしたい。複雑な音を入れても、声は和するが、日本の国体に合わぬ気がする。最初につけぬなら、最後にも付けない方が良い」と。

君が代はしばしばアレンジされています。
ニコニコ動画にも多数アレンジものがうpされています。
その中には、この曲の最初と最後に普通にコード進行を入れちゃってるものが多いのですが、たぶんこれは間違いです。
君が代の最初と最後は、エッケルトの素晴らしい意図に倣おうじゃないですか。
たとえどんなアレンジをしようとも、この最初と最後、コードは付けないでほしいと思います。本当に。

この君が代の歴史等は、参照した以下の動画、サイトが詳しいので、興味のある人は御覧くださいまし。

http://park11.wakwak.com/~tpnoma/kimi/kimigayo.html

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